飫肥杉の製材を大黒柱に
新しい試みにチャレンジ

河宗本店の創業は、昭和30三十年(1955一九五五)。以来、地元の宝「飫肥(おび)杉」の製材を生業として、70七十年近い時を歩んできました。現在では、住宅建材用のプレカットや、羽目板、フローリング材などの販売も手がけ、変化していくニーズにお応えしています。さらに今、「地域創生」という企業理念のもと、飫肥杉をデザインした『KAWA_MOKU』シリーズや『KOYA』のプロデュース・販売に加え、地獲れのカツオが食べられる居酒屋『かつを専門店』や、2023二〇二三年の10月にオープンした『道の駅きたごう』の共同運営にもチャレンジ。私たちのふるさと日南・飫肥の魅力を国内外に広く伝えていこうと、新しい試みを続けています。

飫肥杉のリブランディングを
地域創生へつなげる

「飫肥杉」の歴史は、約400四百年前の江戸時代初期、飫肥藩伊東氏が藩の財政を救うため、杉の植林を奨めたことから始まります。飫肥城の旧本丸跡には、苔むした地面から今も樹齢百年を超える飫肥杉の巨木が林立していて、神秘的な生命力を体感できます。日南の気候風土が育む飫肥杉は、ねばりが強く、油脂分も豊かで腐れにくく、シロアリにも強い稀有な木材。かつては木造船の材料である「弁甲材」として名を成しました。この飫肥杉を、製材技術、人とのつながり、広がる発想、そして前向きなチャレンジ精神でリブランディングし、地域創生につなげていくことが、河宗本店の使命です。

五感に伝わり心を動かす
日南・飫肥の魅力を世界に発信

ここ日南・飫肥に限らず、「田舎」と呼ばれる地方のほとんどは過疎化が進んでいます。そんな状況の中で、未来に「わが良きふるさと」を継承していくためには、地域雇用が不可欠で、そのカギは「新しい仕事の創出」にあると私たちは考えています。製材業は「◯(丸太)を▢(木材)にする仕事」といわれます。河宗本店は、業態の枠にとらわれず、地元に根ざした人・モノ・コトの価値を見いだして、「五感に伝わり心を動かす日南・飫肥の魅力」をチーム力で高める「◯を◎にする仕事」を生み出します。ふるさとが「帰ったら終わりの田舎」ではなく、「仲間とチャレンジできる拠点」になれるよう環境づくりをすすめ、地元から海外展開し、世界への発信を目指していきます。

河野家に代々伝わる家紋。
ロゴマークの原型でもあります。